イヤイヤ期の3歳モンスター娘への接し方は?一体何がイヤなの~

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子育て
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これは娘がもうすぐ3歳になる頃の話です。
意志の疎通がなんとなくできるようになったとはいえ、
まだまだイヤイヤ期真っ只中…まさにモンスターです(笑)

そして言葉が多くなってきて、冒険心が生まれつつある
頃ですね。

最初は頭ごなしに制して、結局大泣きされて
事態が悪化したこともあります。

うまく言葉にできないもどかしさを、泣くことでしか
表現できない娘を見てイライラもしたし、
辛くなって私の方が何度泣きそうになったことやら…

なんとかしたいと考えた私は、娘がイヤイヤ言い出した時に
まず大人の心を一旦隅に置くことにしました。

そして、そんな娘に一度いろんなことを挑戦させて
みることにしました。
さて、どこまでできるかなぁ…?笑

チャレンジ精神旺盛!初めてのおさんぽ編

この日、仕事が休みで昼過ぎまで溜まった家事をしたり
料理の作り置きをしたりして過ごしていました。

午後になり、散歩がてら徒歩5分の姉の家へ遊びに行こうと思い、
「あーちゃんち(姉の家)へおさんぽしようか♪」
お人形のメルちゃんと遊んでいる娘に呼びかけます。

「……ママイヤ!」

へ?何が嫌なの?お出かけが嫌なの?
来ました、毎度おなじみ謎の「イヤ」…笑
とりあえず、冷静に何が嫌なのか様子を見ましょうか…

「イヤ♪イヤ♪イヤ♪イヤ♪イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤー♪」

こにくたらしいことに、カエルの歌のクワッ、クワッの部分を
全部イヤに変換して歌い上機嫌。

まぁいいや…
娘のお出かけ用品の準備をし始めた私。

「イヤー!ダメー!!」

紙パンツに手をかけた私を全力で制止に来る娘。
へ?お出かけしたくないの?
私が固まっていると、娘はまたカエルの歌を歌いながら
紙パンツを手にしました。

あぁそうか、自分で準備がしたかったのね。
紙パンツ、おやつ、着替え、メルちゃん…

小さな娘の手で、小さな娘のリュックに詰めていきます。
もちろんグチャグチャで、おやつなんてきっと粉々笑
でも、これが自立心なのかと思い、しばらく見守ります。
10分程待って、ようやく準備ができました。

「さぁ行こう」

玄関に置いている、お出かけする時にいつもかぶっている
娘の帽子に手をかけたところ…

「ママダメ!!」

また拒否されました。
お出かけ準備するのに、いざお出かけしようとすると嫌???
もうわけがわかりません。
戸惑う私を横目に、娘はひとりで靴を履きました。

「イッテキマス」

礼儀正しくご挨拶出来てエライね~♪
…って、ひとりで行くの?汗
慌てて靴を履こうとした私

「ママダメ!!」

また止められました。
んーっと…

つまり、ひとりであーちゃんちに行きたいのね?
あぁそうか、そうか、そうか…
…って、ひとりで行ける?

行きたいからって、はいそうですかなんて
行かせられるわけないじゃない。

落ち着け、落ち着け、私…
無理やり制御もできるけど、自立心も育てたい…

決心した私、ひとまず娘を止め、目を見て話します。

「ひとりで行くの?」
「ハイ!」
「ママも行きたいんですけど・・・」
「ママイヤ、ダメ、ダメ、イヤ!!」

んーやっぱりそうですよね…

「じゃあ、お出かけのお約束、できるかな?」
「ハイ!!」

「ブー(車)が来たら(壁に)ピタ
 おやつはかばんの中
 シーシー(オシッコ)はおトイレに行きます」
「ハイ!!」
「じゃあ……行ってらっしゃい」
「イテキマス!!」

もちろん、ひとりで行かせられるわけもなく、
コッソリ追いかけます。家から約20m…

「ニャーン♪」

猫を見つけ、追いかけますが逃げられました。

「ピタッ!」

車が遠くに見えました。
その車が通り過ぎるまで数十秒、道の端っこで固まっていました。

言いつけ守ってるし、結構いけるじゃん?
いくら近くても、車でしか行ったことがない姉宅なのに、
ひとりで行けるなんてもしかして天才かも???

コソコソしながら、親バカ妄想しましたが、
一瞬で間違いだったと気づきます。

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姉の家までひとつしかない曲がり角に差し掛かった時

「ママ、ドッチ?
 ママ、ドコ??」

えーーー?自信満々だったのに、迷子?笑

すぐに現れて安心させることもできましたが、
まだキョロキョロしてるので、どうするか様子を
見ていました。

「ママ、ママ、ママ……ウェーン!泣」

泣き出したところでゲーム終了。
姉の家に行くことはなく、泣きじゃくる娘の手を引き
家に戻りました。

「あーちゃんち、行けなかったねー?
 ひとりで行きたかったよね?
 ひとりでお荷物できてえらかったね!

…でも、ひとりで行けなかったよね?
 ひとりで行きたいなら、ママ止めないよ?
 ひとりで行けるなら…ね?

 次はひとりで行けるかな?もう一回行きますか?」
「イヤ…」
「そうね、無理ね。
 じゃあ、ひとりで行けるようになったら行こうね?」
「ハイ」
「なんて言うの?」
「ごめしゃい(ごめんなさい)」

号泣で抱き着いてきて仲直り。笑

自分でちゃんとできるかな!?早寝早起き編

たとえば、夜寝る前、早くパジャマに着替えて
お布団に入って欲しいけど娘はイヤイヤ。

早く寝ないと明日の朝起きるの辛いのに…
眠くてグズグズして、保育園に遅刻して
朝一番の大好きな体操ができなくなるのに…

言いたいことはたくさんあるけど、グッと堪えて、
なぜイヤなのかを汲み取ることにしました。
どうやら娘は単純にもっと遊びたいらしい…

「そっか。わかったよ?でもお約束。
 明日の朝はニコニコさんで起きること。できる?」
「ハイっ!!」
「あなたがもしもネムネムイヤイヤーってなったら、
体操できないよ?それでもいい?」
「ハイっ!!」

この日、娘が寝たのはいつもより二時間遅い22時半でした。
よく朝予想通り、眠くてグズグズしていましたが、
あえて急かさず。
案の定体操には間に合わず、娘しょんぼり…

夜はというと、やっぱりまた寝てくれようとしません。

今度は
「早く寝ないと、また明日もネムネムになって
体操間に合わないよ?」

ひとことだけ言ってみました。
すると、なんと驚くことに、いつもよりすんなりと
自分で寝る仕度をして布団に入ってくれました。

大好きな体操ができなかったのが
よほど悲しかったのでしょうね…笑

まとめ

当然、毎回こんなにうまくいくことはなかったですが、

・大人の意見はグッと堪える
・予想できることを子供の言葉で伝えた上で、子供に選択させる
・失敗してもとがめず、さらに自分でどうするかを選択させる

この三点を常に意識して接するように努めていました。

忠告→失敗→忠告

この繰り返しです。
これは、私の子育てにずっと習慣づいており、
中学校の反抗期も無事に終えた娘は
なんでも相談してくれるようになり、尊敬の念を持って
私と話ができる子になりました。

親だって人間です。
時には感情的になってもおかしくありません。

親だから、子供だからという固定観念から少し離れて、
子供目線で教えることで
何かが変わってくるかもしれませんよ。

大事なのは、失敗しても見放さずにいることなのではと、
私は思います。
だって、親である自分が失敗したって、
子供は大好きでいてくれるんですから…。

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